諸行無常
去年の2学期あたりに大変ショックを受けてしまった出来事があって、それから僕の考え方や心境は段々と変化していきました。
女性のような繊細さを持ちながら、女性が持っているような強さはありません。
ちょっとしたことですぐに胸を痛め、しかし怒ることもせずストレスの温床にしてしまいます。
誰かのためになりたいからと、親切を人一倍しますが、それすら「良い風に思われようとしている」などと思われないか大変恐ろしくて誰にも見つかりたくない。
複雑化し過ぎている人間の感情にどうにも順応できていないのです。
猜疑心や不安感を常に持っており、それによるストレスはあがり症を悪化させ、おそらく寿命をも縮めさせたのではないでしょうか。
学校では非常に明るい性格で、いつも友達と笑って毎日を楽しげに過ごしていますが、心の中では前述のような悩みを抱えています。
相手が一番喜ぶ態度を取ろう、このような自分なら嫌われることはないだろう、などと考えて発言や行動をしています。
とはいえ八方美人というわけでもなく、自分勝手な部分が出てくることがあるので大変多面的で、アンバランスな性格です。
僕は基本的に、友達から信頼と友情を得ているとは思います。
ですが、自分は良いように(自ら)使われているのに、人に頼ることができない性格が己への劣等感を高めていきます。
この劣等感はきっと、自分が人を頼れないせいで生じるものでしょうし、きっかけも原因も僕です。
僕がもっと、周りの友人に依存すればいいのです。
心を許している友達はたくさんいるのですが、信頼できていないのでしょうか…。
ショックを受けて生まれた猜疑心が、いつでも心のどこかで人を疑ってしまうのかもしれません。
僕は、高校は思い悩み、少しずつ成長していくための舞台だと思ってます。
そうであるのならこの葛藤は当然のもので、気軽に受け止められればストレスにせずに過ごしていけるのかもしれませんね。
ここしばらくの自分の目標は、「精神的に強くなる」こと。遠慮をせず、自分の意思を貫き通す屈強な心を手に入れたいと思っています。
具体的な改善案は思いつかないのですが、どうせ時間が経っていくうちに悩みながら成長していくのであれば毎日暗い顔をして苦悩する必要はないのかもしれません。
大人と高校生の決定的な差は「経験」。
生活を送っていくうちに経験値が溜まり、レベルアップできる日を信じて前向きに過ごせていけたらと思います。
ありがとうございました!