月刊少年ガンガン9月号感想
大分遅くなってしまいましたがガンガン9月号の感想です!!!
特に面白かったのは、天賀井さんは案外ふつう、Im~イム~、ばらかもん、俺の彼女に何かようかいといったところでしょうか。
全体的に、今号は内容が充実していて面白かったです。
以下ネタバレを含みます。
・はんだくん
単行本4巻発売記念表紙&センターカラー。
重ね着ブックカバーとクリアしおりも付録で付いてきます。あと、全サでばらかもん&はんだくんのアクリルキーホルダーセットも。
4巻発売時点で累計発行部数130万部突破ということでばらかもんを超しそうな勢いで売り上げが伸びていて嬉しいのですが、ヨシノ先生が過労で体調を崩されないか心配です。
今回の話はギャグのキレがよくて面白かったのですが、展開がムチャクチャすぎるのとオチがワンパターンでマンネリ化しているため読み心地はあまり良くなかったです。
・天賀井さんは案外ふつう
城平京先生の待望の新作!作画はスパイラルの水野英多先生!ということでかなり期待していた作品だったのですが、想像以上に面白かったです。
タイトルからもしやゆるい日常ものなのかな?と思いもしましたが、相変わらずの城平京節炸裂といいますか、独特のセンスが光っていてすごく面白かったです。
作画の方のクセにもよると思うのですが、絶園のテンペストと比べて今作の方がノリが好みかなあ。
水野先生の作画がすごく良かったです。美少女も美男子も描けるオールラウンドさが羨ましい…!
2話目以降にも期待大です!!
・ばらかもん
毎号、色々とハチャメチャなはんだくんという作品を同時に連載している影響で、これまで単行本11冊分積み立ててきたキャラの成長や変化を適当な描写でダメにしてしまわないかと心配しているのですが、変わらずきちんと丁寧に描かれていて安心しました。
先生かわいいなあ。自分よりも何歳も年上ですが次第に成長する様子を見ているうちにどんどん息子を見ているような感覚になっていきます。
いやまあ結婚できる年齢ですらないからまだ自分にはわからない感覚ですが!何となくそんな感覚です!!
次号は12巻発売記念で表紙&巻頭カラーです。
まさかのヨシノ先生2号連続表紙…。
はんだくんがアニメ化なんてしたらますます多忙さを増すんだろうなあ。
人気なのは嬉しいんだけど、これまでずっと丁寧に丁寧に描き続けてきた作品だからヨシノ先生のペースで描いていってほしいんだけどなあ…。
・とある日常のいんでっくすさん
今回も可愛かった!一方通行&打ち止めコンビが愛しくてしょうがないです。
・今日のケルベロス
分裂したままの3人のケルベロスの前に新キャラ登場!
ハチャメチャで面白かったです。新キャラの正体が気になります…!
・Im~イム~
話がどんどん急速に進んでいってるあたり、まさか打ち切りルートじゃないよな…?なんて心配してしまっています。今のガンガンでは少年バトル漫画はかなりウケが悪いようですが、きっとまだまだ大丈夫だと思うけど…!
友を殺した罪を背負って生きているイムに、追い打ちのかけるようにその友、ジェゼルの存在そのものを抹消するという使命を与えるコンス。
封印された肉体を危険視するというのは分かるけど、イムにそれを直接頼むのは酷というもの。そうするしかないんだろうなとは思いますが、イムにとってはそれは辛すぎることなんですよね。
これを聞いて全力で怒る陽乃芽と不器用ながらイムを励ますアヌビス。2人とも優しい。
最後に出てきたジェゼルが本物なのかもしくは偽物なのかは分からないけど、ジェゼルを見たイムの反応を見ると彼の存在が本当に大きな心の負担になってるんだろうなあ。
次回どうなるのかかなり気になります。
・ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。
ベルゼブブもミュリンも可愛くてしょうがない!!ゆるくて癒されます。
・魔女の下僕と魔王のツノ
テンポがよくて読みやすかった!レイ可愛い!
ラストの2人にきゅんきゅんしました。
・WEB版WORKING!!
アクが強くて面白かった!Classi9のように全話公開中の作品を再連載するよりも、こういったよりぬき掲載という形を取るほうがよっぽどいいです。
ガンガン本誌に掲載する漫画がなくて他誌からの出張掲載ばかりってのもどうかと思うけど!!
・再世のファンタズマ
新連載2話目センターカラー。
「新秩序構築バトル」なんて聞いた時はどんな話なんだと胸を弾ませたけど、中身を割ってみると特徴のない普通のバトル漫画だなあという印象です。
決してつまらなくはないし、早々に打ち切られることはないかなと思いますが、アニメ化まで行くかなと言われると何とも…といった感じですかね。
まだまだ未知数なので、3話目以降にも期待したいです!
・キングタムハーツⅡ番外編
過去に登場したキャラが勢ぞろいでファンには嬉しい番外編だったんじゃないかなと思います。
これで天野シロ先生はコミカライズを完全に終えたということで、甲冑さんを本格的に連載するのかな。それとも、甲冑さんはこれまで通りの不定期連載で、何か別の連載をしたりするのかな?どちらにしても、楽しみです!
・罪×10
突然の最終回!打ち切られたのか…!やはりオムニバス形式というのは失敗だったのかな。
山内先生の作風らしいラストで、気分良く読み終えられました!
次回作にも期待したいです。
・漫専魔王少女
最終回。8月号の急展開でどうなるかと危惧していましたが、思った以上にまとまりのいい綺麗な最終回になっていました。
次回作があるとしたらガンガンJOKERかガンガンONLINEかな。
次号のガンガンはばらかもんが表紙&巻頭カラーです。
描きおろしのブックカバーと学習帳も付いてくるようで!
付録が豪華なのはいいのですが、ヨシノ先生本当に大丈夫なのかな…。
新連載がWで始まるということですごく楽しみです!
セキレイの極楽院先生が原案・設定・コンテを担当した「廻生のカリカチュア」と、ルネサンス・イヴの伊藤先生の「むつの*花エクソダす」。
どちらもかなり面白そう!特に、廻生のカリカチュアは既にアニメ化しそうな匂いがプンプンしているなあと思いました。ここ最近の大幅な入れ替えでガンガンが栄光を取り戻すといいなあ…。
次回はもっと早くに更新したいと思います!
ありがとうございました!